福岡・北九州|ヘルニア(そけい・臍・腹壁)・胆石症・胆嚢ポリープの日帰り手術を中心としたクリニック

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「下肢静脈瘤」とは、静脈の弁の機能が損なわれ、血液の逆流を起こして下肢に溜まり、血管が膨れてしまう静脈の病気です。

【特 徴】 立ち仕事の多い人、親兄弟に静脈瘤のある人にできやすく、特に女性では妊娠・出産を機に発生しやすいことが知られています。

【症 状】 足がだるい、痛い、重い、疲れる、ほてる、就寝時にふくらはぎがつる、など様々。ひどくなり、皮膚に色素沈着や潰瘍がおきる場合もあります。
そのため、症状がある場合は積極的な治療が必要となります。

下肢表面に現れる静脈瘤の大きさも様々で、症状はなくても見た目が気になって来院というケースもあります。治療後は短いスカートが履ける、プールへ行けるようになったと喜ばれています。

対処法
当院では、症状の軽い小さな静脈瘤には硬化療法、大きな静脈瘤には最新のストリッピング法を行っています。
硬化療法は硬化剤という薬剤を注射で注入し、静脈の内側の壁と壁をくっつけてしまう方法です。
ストリッピング法は、弁不全を起こしている静脈を引き抜く手術です。昔と違って、逆流して膨らんだ静脈を裏返しながらそっとやさしく抜くため、周囲の神経を傷つけることなく、術後の痛みもほとんどありません。
手術後は安静が必要ですか?術後の対処は?

当クリニックでは、そけいヘルニア手術と同じバランス麻酔(静脈麻酔で眠っている間に局所麻酔を注射し痛みをとる麻酔)を採用しています。従来行われていた腰椎・硬膜外麻酔(背中からの下半身麻酔)は、麻酔が醒めてからの痛みが強く、1週間程度の入院が必要で、患者さんのためによい麻酔とはいえません。バランス麻酔では、手術前の浣腸はなく、尿道カテーテル挿入も行いません。眠っている間に手術は終わり、術後1時間以内に痛みもなく歩いて帰宅後、普通にお食事もできます。
手術後の安静は必要なく、翌日からの立ち仕事も可能です。手術翌日の受診で弾性包帯を静脈瘤様のストッキングに替え、シャワーもOKです。1週間後と1ヵ月後に受診していただいて終了です。

レーザー治療は行っていますか?

当院では採用していません。レーザー治療でも下腿の静脈瘤を取り除くための皮膚切開は必要な場合が多く、全く傷がないわけではありません。また、手術後の痛みの点でも、日帰りストリッピング手術は現在保険診療上使用できるレーザー治療に勝ると考えています。