福岡・北九州|ヘルニア(そけい・臍・腹壁)・胆石症・胆嚢ポリープの日帰り手術を中心としたクリニック

勝本外科日帰り手術クリニック

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臍(さい)ヘルニアumbilical hernia

□手術後、お腹が膨らんでいる 
□臍(へそ)が膨らんでいる 
□臍が出たり入ったりする

ヘルニアとしては鼠経(そけい)ヘルニアが代表的ですが、そのほかに開腹手術後の腹壁ヘルニアと臍ヘルニア(出べそ)があります。いずれもおなかの穴から腸が飛び出す病気で、腸が出たまま入らなくなり(かんとん)、さらに進むと腸閉塞と緊急手術が必要となります。 痛みがある場合も多く、またおなかに力を入れると腸がでるため、力めなくなり便通も悪くなります。

臍ヘルニアってなんですか?

生まれつきの場合と、体重が増えて臍の筋膜が破れて腸が出てくる場合があります。また最近の腹腔鏡手術の増加に伴って、手術後の創からの臍ヘルニアが増えてきています。
臍ヘルニアはヘルニアの穴(ヘルニア門)が小さいため腸が出たまま入らなくなる嵌頓(かんとん)の危険性が高いのが特徴で、さらに進むと腸閉塞となり緊急に手術が必要となります。 放置していても治ることはなく、基本的には手術をお勧めします。特に痛みを伴う場合は早急に手術が必要となります。
●対処法
そのままにしていても治ることはなく、少しずつ大きくなり、嵌頓の危険性も常にあるためヘルニアが大きくならないうちに手術するのをお勧めします。
どのような手術ですか?
以前は穴を縫い縮める手術の為、破れてまた出てくる再発が多いのが欠点でした。
現在では、臍ヘルニア用に特殊開発されたメッシュを使うことで格段に手術がやりやすくなり、再発もなくなりました。
おなかの中は全く扱わないため、そけいヘルニア手術と同じように術後すぐに食事ができます。
メッシュの力でお腹の圧力を支えるため、再発もほとんどありません。
手術は臍の中を切開し、埋没縫合を使うため美容的にも極めて優れています。
手術後は安静が必要ですか?術後の対処は?
当クリニックでは、そけいヘルニア手術と同じバランス麻酔(静脈麻酔で眠っている間に局所麻酔を注射し痛みをとる麻酔)を採用しています。従来行われていた腰椎・硬膜外麻酔(背中からの下半身麻酔)は、麻酔が醒めてからの痛みが強く、1週間程度の入院が必要で、患者さんのためによい麻酔とはいえません。バランス麻酔では、手術前の浣腸はなく、尿道カテーテル挿入も行いません。眠っている間に手術は終わり、術後1時間以内に痛みもなく歩いて帰宅後、普通にお食事もできます。
臍ヘルニアは全例日帰り手術です。
手術後の安静は必要なく、翌日からの立ち仕事も可能です。手術翌日と1週間後に受診していただいて終了です。

診療内容

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